経営企画室 相良 和昭です。
今朝は良い天気だったので久しぶりに会社の屋上に上りました。実はこの屋上は夏に行われていた花火大会の見物のために設置したのです。
社員や社員の家族は、関西国際空港対岸の夜空に打ちあがる幻想的な花火を楽しみにしていたのですが残念ながら一昨年を最後に中止となりました。
またいつか復活してくれることを願っています。
この屋上のもう一つの目的は、製品の試験場の役割を果たしています。当社の前には海、そして周辺に高い建物がないので日陰が出来ません。この屋上の条件は、アルミニウムや製品の部品に使用している樹脂やステンレスにとって非常に過酷な環境条件です。
もちろん新製品を発売するときは様々な試験を実施し、尚且つ安全率(余分な品質)を加え製品化します。
しかし、塩風や太陽の照射による各部材や部品の経年変化は試験だけ十分といえない部分もあります。
当社は製品発売後も、部材や部品の経年変化を観察するため、写真のように部材や部品を屋上に設置し屋外暴露試験を行っています。
非常に
ローテクな試験ですが、お客様にお買い上げいただいた商品の品質をこの目で確かめるのが、確実な方法だと思っています。