先月ここで書いた鈴鹿からの帰り道の風景。
この日はとてもいい天気だったので車を止めて眺めてたら、通りがかりのおばあちゃんに、何してんの?と尋ねられました。訳を言うと珍しい人だと笑いながら、この木は100年以上も前からあって、おそらく鳥が種を落として育ったということを教えてくれました。
夏場は葉がいっぱいついて、ちょうど良い休憩場所となり、木陰で世間話しに花が咲くとのこと。なんだか僕も嬉しい気持ちになります。
しかし写真には写ってないですが、すぐ近くには大きな道路工事がはじまっており、もうすぐここの景色も変わるようです。
「 行く川の流れは絶えずして、 しかももとの水にあらず。 よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし」とは故人の言葉のとおり。
きっとこんな景色は誰にでもあると思いますが、そこにあるということは決して当たり前じゃないですね。