今年も家の裏の桜が咲いてくれました。
昔、日本人は儚いもの、淡いもの、短いもの、小さいものを好むというのを
なにかの本で読みました。
儚いからこそ、時間を感じることができたり、弱くてはっきりしないことに、
もののあわれを感じる、つまり我々人間の命にも限りがあり
いつ何が起こってもおかしくないことを、どこかで重ねるのではないでしょうか。
それは多くの人に「人の生」を連想させるのだと思います。
桜は淡く、その咲いてる時間はちょっとだけ、ほんと儚いですね。
だからこそ有難いし、美しいと日本人に愛されるのでしょう。